DAYS JAPANの創刊4周年記念イベント

長井さん銃撃:最期の姿とらえた米国人カメラマンに特別賞
http://mainichi.jp/select/today/news/m20080309k0000m040071000c.html

今日は、DAYS JAPANの創刊4周年記念イベントに、ビルマの人たちと
総勢4名で、表参道のウィメンズプラザの当イベントに行って参りました。

会場には 私達が一番乗りで、列の先頭にいて会場が開くのを待っていたら、DAYS
JAPAN愛読者の人々にしてはちょっと雰囲気の異なるような
大柄でがっちりした体育会系の眼光鋭い壮年男性が二人、受付を済ませて列に入る擦れ違いざまに、なんとビルマ
人たちがその方たちに挨拶するではありませんか!?
彼らが遠ざかってから「お知り合い?」と二人に聞いたところ
「あの方たちは警察の人で、長井健司さんが殺害された事件の担当の人たち。
数週間前、日曜日の私達の会合にも来たことがある」と言うので
何でそんな方々がここにいらしているんだろうといぶかしく思ったのですが
後でそのことがわかるようなことが起こりました。

また、会場に入ると、ひとりの若いジャーナリストが話し掛けてきて、どうやらお知り合いらしく、ビルマの方々の
コミュニケーション能力には、最初から最後まで感心していました。

第一部は賞を取った写真の数々とそのフォトジャーナリストの紹介でしたが
その最後の方で、あの長井さん殺害事件で長井さんが殺害される場面を撮ったロイター通信カメラマンのアドリース
・ラティーフさんが、DAYS特別賞で来場していて十枚の写真を紹介し、その時の状況を克明に語って下さいまし
た。

休憩時間に、急いで席を立った彼らはラティーフさんのところに行き、自分たちがビルマ人であること、今回危険を
冒してジャーナリストが写真を撮って伝えてくれたことに対してとても感謝しているというようなことを、涙ぐみ目
を真っ赤にしながら彼に伝えたところ、アドリース・ラティーフさんも会場にまさかビルマのそうした人々が来てい
るとは思っていなかったようで、目を丸くして感じ入っていたそうです。

彼らは流石です!イベント終了後、さっさと立ち上がって
アドリース・ラティーフさんと今後の段取りをつけていらっしゃいました。
ティーフさんは今回のイベントで紹介した十枚の写真以外に、あと三十枚ほどビルマの写真を撮っていらして、そ
の写真展を都内のどこかでするとかで、それをどこでするのか決まったら知らせてもらうように依頼しているそうで
す。

それで「それがわかったら勝手連にも流してね!」ってお願いしておきました。
「もちろんそうするよ」とにこにこしながら答えてくれました。

「今日は本当に来て良かったよ。パレスチナの方の写真とかばかりだと思っていたら
ビルマの写真が出てきて、それが特別賞を取ったのと、そのジャーナリストが会場に来て話すなんて思いがけなかっ
た!」ととても喜んでいました。

帰りは大戸屋でご飯を食べ日本語×英語×ビルマ語で楽しく盛り上がりました。